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心のケア

扉絵

「ケア」という言葉があります。

 

意味は「気にかける」や、それにまつわること。

「世話をする」という意味もあります。

心をケアする

「心をケア」すると言う時、

どう「気にかける」か。

それは基本的には心のありのままにです。

 

しんどさが強ければ

必ずしも悩みを掘り下げる必要はありません。

心理状態がどんなか気にかけてみましょう。

心のありのままとは

思い、感情、感じ方、状態…。

ありのままを、そのままに気にかけたいものです。

 

人の心情として

つい「より良く」という欲を持つことがあっても、

それはその先の指針であり、

急ぐとありのままからズレてしまいます。

まずは、心のありのままを気にかけましょう。

ありのままから無理無くできる「より良く」こそケアです。

 

親しい間柄に限らず、社会全体として

人と人が互いにケアをし合えたり、

自分の心をケアしやすくなっていくと

 

良いですね。

他の人の心のケア

人の心には不思議な作用があります。

そのひとつは、

自分の心情や心境のありのままを誰かに話して、

相手が否定や批判をせずに受けとめてくれると

心が穏やかになったり余裕が生まれていくというものです。

自分の心のケア

自分自身の心のケアが上手な人は、

やはり

ありのままから無理なくできることをしているのでしょう。

好きな歌を口ずさんだり、趣味の時間を作ったり、

軽い運動を生活に取り入れたり、なごむ景色や作品を見たり、

深呼吸をしてみたり…

無理無く、より良く。

 

自分自身のケアは『セルフケア』と呼ばれています。

 

どんな『セルフケア』が有効かは

個人差がありますし、時と場合でも違います。

ポイントは、心のありのまま、

そして無理無く少し良い気分になれるものを。

ご自身の感性で探していきましょう。

 

もし自分で自分を

いたわれない、ねぎらえない、やさしくできない、

つまりケアできないというのは

セルフネグレクト』という状態(の一種)かも知れません。

心理カウンセリング

心理カウンセリングを利用することも心のケアのひとつです。

 

なにより、

心理カウンセリングは

思い、感情、感じ方、状態…

それらのありのままが尊重される場だからです。

鹿野の顔写真

鹿野豪

公認心理師(登録番号 : 2225)

臨床心理士(登録番号:  17852)

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