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心の不調について(後編)

>> 前編はこちら

 

次に、

心が不調におちいっている状態だとします。

 

それ対して、次のいずれかに分かれるでしょう。

 適切な対処をしている

 うすうす気付いているけど対処には至っていない

 自覚は無くて対処もなんらしていない

 

対処しない人の気持ちも理解する必要があります。

対処しない人の気持ち

「心が病んでいる」と認めてしまうと、

自尊心が傷つくように感じられたり、

社会的な不利益を懸念されたりといった理由が

あるのかも知れません。

「お金がかかる」という心配や、

「相談に行って、逆に自分の気持ちを踏みにじられたりしたら

立ち直れない」といった怖さもあるでしょうか。

「周りを心配させたくない」とつい我慢しがちな人もいるでしょう。

そもそも、どこに相談したら良いのか分からないのかも知れません。

また、

精神症状によっては自覚が欠けるという特徴もあります。

 

身体の病気ならすぐに病院に行くような人でも、

心のこととなると、放置する人はいるようです。

 

確かに、そのお気持ちも分かります。

 

心は目に見えません。そのため、放置がしやすいのです。

 

しかし、誰にも心はあるのです。

心の不調は、誰にでも起こり得るのです。

「あ、自分は病んでるのかなぁ…」

そんな気づきがあった時、

精神科 や 心療内科 といった 病院 や クリニック

助けになることもあるでしょう。

 

医学的な治療が必要とされないタイプの人でも、

もしくは医療と併行して、

心の不調をおさめるために、

心理カウンセリング がお役に立つこともあります。

 

踏み出す勇気がいるかも知れません。

ですが、

「心が病んでいる」といったように

心の不調が思い当たるのであれば、

早めにどこかに繋がっていただければと思います。

 

なお、川越こころサポート室にいらっしゃるのは、

「心が病んでいる」とおっしゃる方ばかりではありません。

心が病んでいても、

いなくても、

「より心を活かしたい」という目的は同じなのです。

 

「今後の人生で心が病むのを防ぐために」というように

予防的に利用される方や、

「普段から心に余裕をもって判断ができるように」といった

補助をお求めの方にも、

サポートをしていきます。

※ 当ブログで記す 「心理カウンセリング」 とは

 

 川越こころサポート室が提供するものを想定しております。

 

 他機関の専門性を保証するものではないことをご了承ください。

鹿野 豪

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