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心の中のランキング

扉絵

「人の心の中には、その人なりのランキングがある

 

そう考えると腑に落ちることも

あるのではないでしょうか。

なにをより大事だと思うか

「自分の好きな果物ランキング」

そのランキングは、人によって異なる、独自のものです。

 

果物だけではありません。

時間の過ごし方、ひととの関わり、お金の使い道…、

いずれも人によって

なにをより優先的に大事だと思うか・感じるかは異なります。

 

一般に、個人の『価値観』と呼ばれるものがあります。

『価値観』にはいろんな意味合いが含まれますが、

心の中のランキングも、そのひとつと言えるでしょう。

価値観としてのランキング

個人の『価値観』は目に見えません。

そして、ときに分かりにくいものです。

 

誰かの心の中のランキングを知りたいとしても、

分かる範囲から把握していくしかありません。

「アクセサリーを集めるのが好きです」という人も、

さすがにあらゆる事柄で最も重要視しているわけではないでしょう。

 

また、自分自身の心の中のランキングについては、

無自覚な場合があります。

変わっていく部分もあります。

 

個人の『価値観』に「正解」はありません

それぞれがその時々に、それぞれの『価値観』をもっているのです。

ランキングの問題

そうした心の中のランキングは

なにかしらの難しさを生むことがあります。

 

なにがより大事だと位置づけているか。

 

人と人との間では、

『価値観』の違いで理解の食い違いが起きたりもするでしょう。

 

文化などといった多数派の『価値観』と

自分個人の『価値観』との

差に苦しむ人もいます。

 

ひとりの人の心の中で、

同じくらいの位置づけにあるために

または

意識とは裏腹なランキングであるために、

折り合いのつかないといった

『葛藤』や『価値観』のブレが生じたりもします。

ランキングと生きる

誰もが、自分の心の中にある

なにが大事かランキングと

つきあいながら生きていくのでしょう。

 

心理カウンセリングでは、

ご相談に来られる方の心の中にあるランキングについて、

ありのまま、

一緒に理解を深めたり検討したりいたします。

鹿野の顔写真

鹿野豪

公認心理師(登録番号 : 2225)

臨床心理士(登録番号:  17852)

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