安定的なプライドの持ち方

扉絵

とある野球選手がいるとします。

 

その選手は、何度か続けて

満塁の大チャンスに打つことができました。

 

そんな場面を高評価されているうちに、

「自分は大チャンスに強いバッターなんだ」

と思うようになりました。

 

「大チャンスに強いバッター」の自分に

プライドを持つようになったのです。

現実にかなうかどうか

打率は普通、打てるよりも打てない方の確率が高いものです。

 

「自分は大チャンスに強いバッターなんだ」というのは、

実際、あやういプライドの持ち方だと言えるでしょう。

 

「自分は大チャンスに強いバッターなんだ」は落とし穴。

 

むしろ、

「あの選手は満塁に強いバッターだ」という評判は

他の人たちに好き勝手に言わせておいて、

本人自身はしれっと別のところにプライドを置いた方が

メンタルは安定しやすいのです。

 

例えば、「好きな野球をしていること」そのものや

「野球を愛する気持ちがある」にプライドを持てば、

いくら打ち取られてもプライドは傷つきません。

その打席で打てる・打てないのどちらも込み込みで

野球というスポーツをやっているわけですから。

プライドの持ち方は変えられる

プライドの持ち方を変えること可能です。

 

あやういプライドの持ち方に気づいて、

把握して、

おちいらないように意識するのです。 

カウンセリング

川越こころサポート室では

メンタルを整えていく一環として

あやういプライドを安定的なものに替える

カウンセリングをうけたまわっています。

 

安定的なプライドの持ち方について

意識を定めていくとともに

そこに絡む心理にも

丁寧に思いを巡らせていきましょう。

鹿野の顔写真

鹿野豪

公認心理師(登録番号 : 2225)

臨床心理士(登録番号:  17852)

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